2018年 謹賀新年

2018年1月01日(月曜日)

初日の出

皆様
昨年はありがとうございました。おかげさまで、勉強会講演会ワールドも無事開催し多くの方にご参加いただきました。
2018年も、多くの皆様に、より有用な情報をお届けしたいと思っております。
本年が、日本の皆様、世界の皆様にとりまして良い年になることを祈念いたします。
2018年元旦
ジャムズネット東京 理事長 古閑比斗志
          理事・監事・事務局一同
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以下、Medical Tribune HPより抜粋

【2018年 医学はこうなる】 仲本光一 外務省診療所長

 私が選んだ2017年 医学3大ニュース

1. AI元年

 優れた学習機能、情報処理速度の飛躍的な進歩に伴い、各分野での人工知能(AI)の活用が始まっている。自動運転や小売業での無人化は間近になりつつある。医療においても、診断ではX線やCT・MRI、超音波の読影はもとより、ウイルスなど感染症における診断、内視鏡におけるがん細胞診断などにおいても、人を凌駕する技術が登場しつつある。臨床治験においてもAIが活用され始めており、より早い新薬の開発が可能になることが期待されている。

2. 世界の健康格差解消への取り組み元年

 人の移動がますます流動化・高速化し、国境が意味をなさなくなってきている。人々は医療を求めて国境を越える。難民問題も欧州だけの問題ではない。そうした中、あらためて、世界中の人々の健康の底上げが一番の近道であるとの議論が始まった。グローバルヘルス合同大会でも、テーマは「思いは1つ。健康格差の改善」であり、感染症の世界においてもワンワールド的な取り組みが重要であることが認識された。

3. 遺伝子治療元年

 従来の西洋医学は、"誰に対しても有効な平均的治療"を目的としていた。昨今の研究によりがん細胞でもそれぞれ遺伝子タイプが異なることが判明し、そのタイプに応じた治療が開発されてきた。また、人それぞれの固有の遺伝子を解析することにより、予防的な介入も可能になった。これは、医療経済の面でも、大きな進歩になる。

2018年 医学はこなる

1. ますます進む医療のAI

 医療スタッフの人出不足が深刻化する中、AIがますます医療分野でも利用されるものと期待される。障害者や高齢者などのマイノリティーや社会的弱者への支援が飛躍的に進歩することが期待される。また、顔の表情分析・生体情報測定機能によるメンタルケアを含めた遠隔診断、ロボット手術が可能になり、国境を越えた遠隔医療が実現化する。

2. 世界の健康格差解消へ日本がリーダーシップを取る

 世界的に見ても経済的な効率性が高い日本の医療制度が世界のリーダーとしてユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)推進を牽引していく可能性がある。高齢化社会への対応においても日本は先進国になりうる。世界医師会会長に就任された横倉義武先生、さらに海外で活躍されている多くの邦人医療関係者(外務省医務官、JAMSNET他)が、国際的医療支援の橋渡しをするものと期待される。

3. 医療の個別化がよりいっそう推進

 従来は漢方が得意としていた証を診て診断・治療をする個別化医療が、遺伝子タイプ診断の進歩により、西洋医学においても標準となっていくものと思われる。また、事前にそれぞれ個人の遺伝的特徴を得ることにより、未病の状態での予防的介入に論拠が与えられるようになり、医療経済の面でも効率化が進むことが期待される。

(本記事は、所属する組織とは直接関係なく、個人的な見解である。)

「全ての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられること」を意味する